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竹波エーイチ

Author:竹波エーイチ
1967年生まれのおっさん。
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宇宙の騎士テッカマン 〜人間害悪説

ランボス・テッカマン・ドブライ

手抜き記事をひとつ。

前回の記事では、人間の愚かにすっかり絶望していた手塚治虫が、そのライフワーク『火の鳥』のなかで、”地球にとっては人間こそ害悪だ”と火の鳥に言わせたシーンを紹介した。ぼくは手塚治虫に詳しいわけじゃないので、もしかしたらもっと以前から、そうした主張を展開していたのかもしれない。
あるいは他に、手塚にそのような主張を持たせるに至った先人がいたのかもしれない。

ただ、先日同い年の友人と飲んだとき、ぼくが鳩山首相の「地球から見れば、人間がいなくなるのが一番優しい」という発言を持ち出したところ、それって『火の鳥』だよなあ~という反応があったので、ぼくらの世代にとっては”人間害悪説”の教祖はきっと手塚治虫なんだろう(別に誰でも構わないわけですが・・・)。

さて、そんな人間害悪説だが、単純にSF的なテーマとしても魅力的だったようで、ぼくがリアルタイムにみていたアニメ番組でも、それを採り入れようとした作品があった。
タツノコプロの『宇宙の騎士テッカマン』(1975年)だ。

ところがこの『テッカマン』だが、Wikipediaによると「制作当時大ヒットしていた『日本沈没』などの終末ブーム、公害などの社会問題など様々なテーマがストーリーに絡められたシリアスな作品である。(中略)しかし、前年の他社のテレビアニメ『宇宙戦艦ヤマト』が打ち切りになったように、宇宙ものを当てるのは当時では難しいというアニメ業界のジンクスをこの作品も破る事はかなわなかった。そのため、1年間の予定で構成されたストーリーが本格的に動く前に半年で打ち切られ、多くの謎が残る形となった」

結論から言ってしまえば、要は”幻の”人間害悪説に終わってしまったというわけだ。


(一応、あらすじを)
環境破壊によって死滅しつつある地球の回復に失敗した人類は、宇宙への脱出のため超光速航法(リープ航法)の開発を急ぐ。するとそこに、宇宙征服を企む「悪党星団ワルダスター」が突如襲来。主人公・南城二は超人的能力を持つ「テッカマン」に変身すると、ワルダスターと戦うのだった。だが、リープ航法が実現しなければ、ワルダスターを退けても人類は滅んでしまう。果たして人類の運命は?


で、上に引用したような事情かどうかは知らないが、『テッカマン』は謎も解決しなければ伏線も繋がらず、地球と人類がどうなったのかも分からぬまま、「うおー」と叫んだきり終わってしまった。
そこで、本当はどう終わる予定だったのかを探してみたところ、やはり徳間書店の『ロマンアルバム』は役に立つ。
タツノコプロの陶山智氏の書いた「企画メモ」が直筆のまま掲載されていて、そこにちゃんと第3クール以降の予定が書いてある。

が、直筆といえば資料価値も高く、マニアなら大喜びするところなんだろうが・・・・肝心の文字が読めない。
いや、けっして字が下手くそということではなくて、印刷がかすれていて判別不能な状態なんですよ。
それで弱り果ててネットを探してみたところ、やはりインターネットは役に立つ。
「月の裏側」というテッカマン専門の個人サイトに、その全文がアップされていた。

宇宙の騎士テッカマンブレード個人ファンサイト「月の裏側」

そこからポイントと思われる部分を転載させていただくと、こんな感じだ。

又、ドブライは今まで太陽系の支配、すなわち地球征服と云う目的で、ランボスに指示を与えて来ましたが、果して、ドブライとは何者なのでしょうか?

悪党星団ワルダスターは、小宇宙の一つである”うずまき星雲IF-15”の中にある惑星群の連合体です。しかし、その星雲は地球年にして後10年で宇宙の彼方に飛び散ってしまう運命にあります。
ドブライは数千年も前より(ドブライは宇宙の超意志で死滅することはない)この事を予知し、あらゆる科学力を駆使して、滅亡を食い止めようとしたが、しかし、星雲の運命はドブライの努力にもかかわらず確実にやって来る。そこでドブライは宇宙侵略を開始し、この太陽系にやって来たのである。

ドブライにとって地球は最良の惑星であった(地球の様な惑星は彼が巡って来た宇宙のどこにもなかった)むしろ自分達の星団よりはるかにめぐまれた星であった。彼等の科学力は、今すぐ地球を奪えば公害で汚れた環境を浄化する事が出来る装置がある。
地球は宇宙の何処にもない楽園である。ドブライはその宇宙の楽園を墓場にしてしまう、地球人を憎んでいる。以上の事はランボス以下の宇宙人も城二達も知りません。太陽系への侵略と地球征服はドブライの単なる野望だと思っている。それにランボス達は、自分達の星雲が後10年で滅亡するとは思ってもいない。



ま、そんだけです。

つづく

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