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竹波エーイチ

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『ウルトラマンA』とキリスト教

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※本題とは関係ない話だが、先に書いておきたいので。


『ウルトラマンA』は、メインライターの市川森一がクリスチャンであることから、しばしばキリスト教的な世界観との関係が取り沙汰されるようだ。
ぼくが目にした範囲では、「ゴルゴタの丘」が出てくるとか、天使と悪魔の戦いだとか、北斗と夕子の合体変身にはアダムとイブが重ねられているとか、そんな話が根拠になっているらしい。

が、それはとんだ勘違いだ、と断言していいと思う。
なぜなら、市川森一がクリスチャンだからだ(笑。

クリスチャンにとっては「聖書」は絶対のものだ。「神」と呼んでいいのはGodとイエスだけで、他にはないはずだ。ならば、ウルトラマンのように中に人が入っている着ぐるみを「神」扱いすることは、Godの冒涜でしかない。
また、彼らにとってはアダムとイブは歴史上に「実在した」人類の始祖であって、日本神話のイザナギ・イザナミとは訳が違う。ましてや日本人のパン屋と看護師をアダムとイブに例えるなど、絶句以外の何ものでもないだろう。
「ゴルゴタの丘」だって、着ぐるみが張り付けられていいような場所ではない。

あるいは最終回の「エースの言葉」に見られるという「博愛主義」。
これもキリスト教的にはおかしな話だろう。クリスチャンが隣人愛を示すのはクリスチャンにであって、異教徒にではない。だからクリスチャンは過去の歴史で何度となく異教徒を皆殺しにできた。クリスチャンにとっては、異教徒は「隣人」ではないからだ。
だからキリスト教的な観点からすれば、異教徒である日本人の子どもに隣人愛や博愛精神を説くような必要はどこにもない。

それに、そもそもクリスチャンから見れば、M78星雲のウルトラマンだって、彼らが信じるGodが創ったものだ。そんなもんが「銀河連邦」を語り「大いなる力」を人間に与えるなど、抱腹絶倒のジョークだろう。バベルの塔や、ソドムとゴモラを思い出していただきたいところだ。

だから欧米圏には「神」のイメージに繋がりかねない巨大ヒーローはいない。
それはスーパーマンとウルトラマンの違いを見れば明白なことだ。スーパーマンは、基本的には「人間」だ。空を飛べるくらいなら、ピーターパンと同じ妄想の世界の住人ということで話は片付く。


まとめてしまえば、『ウルトラマンA』にキリスト教を見るなんて暴挙は、宗教音痴な日本人ならではの発想だということだ。本当の宗教はもっと厳格で、真剣で、恐ろしい存在だ。

※キリスト教について詳しく知りたい方は、上掲の本をどうぞ(ただし、ウルトラマンの話題はありません)。

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