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竹波エーイチ

Author:竹波エーイチ
1967年生まれのおっさん。
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イナズマン ミラーマン

イツツバンバラとキティファイヤー

実写ものを二つ。

まず東映の『イナズマン』(1973ー1974)。
原作は石森章太郎、メインプロデューサー平山亨、メインライター伊上勝・・・と、『仮面ライダー』以来の東映変身ヒーロー番組の主力による作品のひとつ。

『イナズマン』の「悪」は、バンバという超能力者。バンバは超能力者(ミュータント)こそが優秀な人間=新人類であると考えて「新人類帝国ファントム軍団」を興すと、超能力者以外の人間の奴隷化(場合によっては殺害)を目論んだ。
これに対抗すべく、同じく超能力者(と思われる)キャプテン・サラーは、超能力を持った少年少女を集めると「少年同盟」を結成する。
主人公、渡五郎はたまたま新人類帝国と少年同盟の争いの現場に遭遇し、少年同盟に加担する。そしてキャプテン・サラーにその潜在的な超能力を見抜かれ、志願してイナズマンへの変身能力を得ることになる・・・。


ここでも、ぼくら民衆は戦闘の外部にある存在だ。
「悪」の超能力者バンバと戦うのは、「正義」の超能力者の集団であって、ぼくらではない。ぼくらは彼らの戦闘を見守り、自分に被害が及ばないことを願うのみだ。
だから『イナズマン』をいくら応援しても、正義を愛する心が育まれるわけじゃない。

ただし、「悪」を憎む心のほうは得ることができるだろう。
その「悪」とは、選民思想を持ち、人間の奴隷化を企む「侵略者」だ。


『ミラーマン』(1971ー1972)は円谷プロ制作。

この作品での「悪」はそのものズバリ、宇宙からの侵略者「インベーダー」という連中。
彼らは「地球の侵略および地球人類の抹殺等を目的に」している(Wikipediaより)。
これに対抗したのが、異次元世界(2次元)からやってきた先代ミラーマンだったが、ミラーマンはインベーダーの手で殺されてしまう。この間、何らかのかたちでミラーマンに協力していたと思われる御手洗博士は、ミラーマンと地球人の女の間に生まれた子どもを引き取り、養育する。
その子ども、鏡京太郎が成人して新聞社のカメラマンとして働き出した頃、再びインベーダーによる地球侵略が始められる。御手洗博士はそのことを予期してSGMという調査組織を結成していたが、事ここにいたるに及んで、ついに京太郎に彼の出生の秘密を打ち明ける。自分が普通の人間ではないことにショックを受ける京太郎だったが、巨大な怪獣に街が破壊されるのを見ると、父の意志をついで、ミラーマンへと変身する・・・。


インベーダーの侵略に対する人間の力はあまりにも無力であり、それを補うために2次元人のミラーマンが助太刀する、という話。東映系に比べてまだ救いがあるのは、『ミラーマン』にはSGMという人間の組織が存在し、とりあえずは侵略者vs人間の構図が維持されていることだろう。
ただしこのSGMは初期設定ではまともな軍事力を持たない民間の調査機関で、怪奇事件の犯人がインベーダーであることを証明するために存在するようなものだった。あくまで戦闘の中心はインベーダーvsミラーマンにあって、人間は無力な傍観者であることが大半だった。


以上、自分が幼児期に観ていた記憶が残っているヒーロー番組から2作品の、大ざっぱな世界観のようなものを書いてみた。いずれの作品でも、戦闘の当事者は特別な超能力を持った人物であり、「正義」の主体も彼らにある。ぼくらはそんな彼らの戦いの傍観者であって、彼らの「正義」を見物している立場にしかない。

つづく

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